配線の色は配線図を見れば一目瞭然です。

基本的に、直流電流はプラスとマイナスの2本

交流は三相とかありますが、ジャイロの場合は二相です。

難しく考えなければ配線を2本繋げば、行けるんです。

特にジャイロなどのスクーターの場合は直流と交流に
別れていますのでややこしいですが、
電気関連の他の記事にも書きましたように、
イグニッションONで動いたり点灯するものが直流、
エンジンが掛かってないと動いたり点灯しないものが交流です。



2stgyro



次に配線の色についてですけど
ホンダの他車種のもを参考に拾ってきたものですが
配線の色は、ジャイロの配線もこの色で統一されているはずです。

普通に配線で配線を辿ったり、実車の配線をテスターで辿れば、
実際には不要なのかなと(^_^;)


実際に車体の年式などによっても配線の色が変わっていたりする場合が
ありますので、あくまで参考程度にして頂き、実際に電気を通す前に
テスターなどで確認をしてください。

  
 赤
直流+(12Vまたは6V))メインスイッチに関係なく常時直流+が流れている。
レギュレートレクチファイヤー~バッテリー~メインスイッチ間。
 黒
赤線を通ってメインスイッチへ流れてきた電気が、
メインスイッチオンで黒線に流れる。直流+(12Vまたは6V)
古いポイント点火車では黒ニ白線と同じ目的で使われていて、
ポイントからイグニッションコイル、メインスイッチ間に存在。
 緑
アース線。
注:古いカブやダックスでは、発電機から整流器間の白線の替わりに使われている。
この場合はアースではなく交流が流れている。
 黄
交流が流れている。発電機からヘッドライトスイッチ間。
分岐した線がレギュレートレクチファイヤーに接続され電圧制御される。
全波整流の場合は発電機からレギュレートレクチファイヤー間に存在する。
バッテリーレス車の場合は電圧制御されて白ニ黄線となり全ての電源になる。
 桃
全波整流用の電源線。
発電機からレクチファイヤーまたはレギュレートレクチファイヤー間。
速度警告灯やレジスター線としても使われている。
黒/白 黒白黒
ジェネレーター点火車のエンジン停止線。
エンジン始動中に触ると感電する。
CDIからメインスイッチとキルスイッチ間。
 黒赤黒
ジェネレーター点火車
発電機(エキサイタコイル)からCDI間。点火用の電気。
 黒黃黒
CDIからイグニッションコイル間。点火用の電気。
 青黃青
点火パルス用の線。ピックアップコイルからCDI間に使われる。
 青
ヘッドライトHi-Loスイッチからヘッドライト間。Hi用の電気。
古いモデルではバッテリーからメインスイッチ間のマイナス線としても使われている。
 白
ヘッドライトHi-Loスイッチからヘッドライト間。Lo用の電気。
発電機からA.C.レギュレーターまたはレギュレートレクチファイヤー間に使われる。
交流が流れている。
レギュレートレクチファイヤーの場合は、電圧制御&直流化され赤線へと流れる。
A.C.レギュレーターの場合は電圧制御のみで、
交流のままヘッドライトの電源になる。
バッテリーレス車の場合は電圧制御されて白ニ黄線となり、全ての電源になる。
 白黃白
電圧制御されたヘッドライト用の電源。
交流バッテリーレス車の場合は電圧制御された電源線。
 青白青
ヘッドライトのON-OFFスイッチからHi-Loスイッチ間に使われている。
通常の集中スイッチでは見ることはない。
 茶
テールランプとメーター照明用。
ヘッドライトスイッチと連動して電気がオンオフされる。
 緑黃緑
ブレーキランプ線。前後ブレーキスイッチからブレーキランプ間。
 灰
ウインカーリレーからウインカースイッチ間。
 灰白灰
ウインカーリレーからウインカースイッチ間。
(交互点滅の空ニ白、橙ニ白側の電気が流れる)
 空
右ウインカー用の線。
ウインカースイッチから右側前後ウインカー間、及びパイロットランプ間。
 橙
左ウインカー用の線
。ウインカースイッチから左側前後ウインカー間、及びパイロットランプ間。
 空白空
交互点滅ウインカーの右後側用の線。
集中スイッチから右後側ウインカー間。
 橙白橙
交互点滅ウインカーの左後側用の線。
集中スイッチから左後側ウインカー間。
若葉 若葉
ホーン。