以前、ポート加工編の記事で書き込みました樽型のポート
画像整理してたら出てきましたので!

まずは、おさらいで、樽型ポートと言うのは排気ポートの
中側を掘って樽状にするというものです。
画像整理してたら出てきましたので!

まずは、おさらいで、樽型ポートと言うのは排気ポートの
中側を掘って樽状にするというものです。
ここからは、実際に加工をした画像になります。
以前自分の所に、ポート加工の依頼がありまして
ノーマル仕様(変更はタイヤとプーリー程度)だったかな?
その車両のポート加工という事で、全体的のバランスアップの為に
ポート加工をしました。

無駄にポートを広げずとも中身さえ広げれば的な感じです。
画像だと分かりづらいかもですが中の方が出口の口径よりも広いです。

こちらの画像を見ると、もっとよく分かるかと思います。

画像が横向きで申し訳ない。
シリンダー側なのですが少しポートが凹んでいますよね?
これはシリンダーに対してポートが90度になるように加工しています。

この図の部分です。

シリンダーの下側から見てる画像
ポートの天面の角を残すために少しだけ余白を残し
その後は凹ましている?のがわかると思います。

今度は上から覗いた状態です。
このシリンダーは、シリンダー側も排気側もポートを
広げていない状態で加工しています。
なので、最高回転数もパワーバンド等は一切変更はされていません。
ですが実際に依頼主が取付け後の感想を聞いたら、
速くなった感じは一切無い?上の回転は今までと変わらない
全体的に乗りやすくなってパワーが上がったかと言えば、
分からないけど、車の流れに付いて行く時に確実に余裕が
できたと言う感想をいただきました。
ポート加工時に良くありがちなパワーバンド以下の
トルクが細くなったとかと言うことも聞かないので、
乗りやすく加工としては大正解でした。
ただ、加工はそこそこトルクのあるリューターに超硬バーを
使用したとしても、それなりの時間は掛かりました。
49ccのポート加工は、実は簡単そうで奥が深く、
排気量が小さいがゆえのトルクの確保が難しい。
なので本来なら、ドッカンポートと言う無駄に大きいポートにして
高回転まで回してトルクを落とさないようにぶん回して走らす
というのが、一般的に正解かもしれません。
ですが、高回転まで回すとエンジン音も大きくなりますし
回ってる回転音が、人によってはいつ壊れてもおかしくない?
とも感じる方も多いでしょう。
確かに49ccで1万回点以上回せれば実際に面白いエンジンに仕上がります。
ですが、街乗り用としては、あまり向いていませんので、
サーキット専用とかの車両を作るのでしたらドッカンポートは
おすすめしますが、街乗りでリスクを出来るだけ減らしたじょうたいでの
ポート加工を考えたら、樽型ポートのがおすすめかもしれません。
最終的には、好みの問題になりますので、
もしポート加工を挑戦してみたい方が居ましたら、
中古シリンダーでも入手して、加工をしてみてください。
その時は、ドッカンポート仕様と樽型ポート仕様の2つを
作って、乗り比べてみてください。
以前自分の所に、ポート加工の依頼がありまして
ノーマル仕様(変更はタイヤとプーリー程度)だったかな?
その車両のポート加工という事で、全体的のバランスアップの為に
ポート加工をしました。

無駄にポートを広げずとも中身さえ広げれば的な感じです。
画像だと分かりづらいかもですが中の方が出口の口径よりも広いです。

こちらの画像を見ると、もっとよく分かるかと思います。

画像が横向きで申し訳ない。
シリンダー側なのですが少しポートが凹んでいますよね?
これはシリンダーに対してポートが90度になるように加工しています。

この図の部分です。

シリンダーの下側から見てる画像
ポートの天面の角を残すために少しだけ余白を残し
その後は凹ましている?のがわかると思います。

今度は上から覗いた状態です。
このシリンダーは、シリンダー側も排気側もポートを
広げていない状態で加工しています。
なので、最高回転数もパワーバンド等は一切変更はされていません。
ですが実際に依頼主が取付け後の感想を聞いたら、
速くなった感じは一切無い?上の回転は今までと変わらない
全体的に乗りやすくなってパワーが上がったかと言えば、
分からないけど、車の流れに付いて行く時に確実に余裕が
できたと言う感想をいただきました。
ポート加工時に良くありがちなパワーバンド以下の
トルクが細くなったとかと言うことも聞かないので、
乗りやすく加工としては大正解でした。
ただ、加工はそこそこトルクのあるリューターに超硬バーを
使用したとしても、それなりの時間は掛かりました。
49ccのポート加工は、実は簡単そうで奥が深く、
排気量が小さいがゆえのトルクの確保が難しい。
なので本来なら、ドッカンポートと言う無駄に大きいポートにして
高回転まで回してトルクを落とさないようにぶん回して走らす
というのが、一般的に正解かもしれません。
ですが、高回転まで回すとエンジン音も大きくなりますし
回ってる回転音が、人によってはいつ壊れてもおかしくない?
とも感じる方も多いでしょう。
確かに49ccで1万回点以上回せれば実際に面白いエンジンに仕上がります。
ですが、街乗り用としては、あまり向いていませんので、
サーキット専用とかの車両を作るのでしたらドッカンポートは
おすすめしますが、街乗りでリスクを出来るだけ減らしたじょうたいでの
ポート加工を考えたら、樽型ポートのがおすすめかもしれません。
最終的には、好みの問題になりますので、
もしポート加工を挑戦してみたい方が居ましたら、
中古シリンダーでも入手して、加工をしてみてください。
その時は、ドッカンポート仕様と樽型ポート仕様の2つを
作って、乗り比べてみてください。
ブログ更新お疲れ様です。
樽型ポートはフランジが小さいスクーターならではの加工法です。
フランジを拡げられないから、内部に容量を持たせるようになっていきました。
スクーターをやったことないチューナーには馴染みは薄いと思いますが、樽型は一つの答えだと考えてます。
加工が大変だからといって、内部を拡げずに
ポート形状を拡げたりしてリングに負担が掛かるような加工は僕らはしません。
下のトルクが無くなった故にピーキーになり、速くなったと勘違いしてるけど、最高速は変わらないといった過去の加工から切磋琢磨して生まれた形状。
それが樽型ポートです。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
って感じで良いですか?笑