ジャイロでキャブレターを交換するなら

基本的にリードバルプとインマニのセットも
購入しなければいけません。

ホンダスクーター他車種のキャブを使う場合は、
キャブ自体は取付可能なものが殆どです。

ですが、キャブトップの関係でワイヤーが長すぎたりとか、
最悪短い場合もあります。


長い場合は、ワイヤーホース等を延長したりの加工で済みましが

短い場合は、結構苦戦します。

オートチョークは、配線処理(同じ色を繋げるだけ)で事が済むはず。


ビックキャブの場合は基本的にインマニ等を交換しないと付きません。


そこでインマニは単にキャブとエンジンを
繋ぐだけのパーツではありません。

実はインマニも容量や長さ等によってエンジンの性質を
変えられたりしちゃうんです。

良くノーマルキャブやDIOキャブの人は、やっている人がいます。

インマニの口径を削って大きくする。

でも実は、口径を大きくするのは、良いことなのか?悪いことなのか?

大きくすればエンジンに、より多くも混合比を送れる。

ですが・・・

キャブの口径を大きくすると流速が落ちると言う事があるように

インマニの口径を大きくすると流速が落ちて、
実はレスポンスが悪くなったりもします。

レスポンスは悪くなりますが容量を稼げるので
少なからずトルクUPは見込めます。

なのでレスポンスが良い方が好きな方はインマニの加工は、
あまりおすすめしませんかもです。

あとは、インマニの長さによっても
短いとレスポンスが上がり長いとレスポンスが下がるなど。

インマニの容積によって性格が変わります。

最終的には、やはりバランスが大事ということになります。


インマニが太くなり容量があがりトルクは上がるでしょうが・・・

太くなった分流速が落ちます。

流速が落ちるとエンジンに混合比を送る勢いが無くなるので場合によっては、
加工前のインマニより最高回転数が落ちたりする場合もあります。


トルクと引き換えにレスポンスが鈍くなり最高回転数も落ちる

さて、良いと思って加工したものがこんな事に(^_^;)

そこで、トンデモアイテムがあるのをご存知でしょうか?


それはインテークチャンバーです。

インテークチャンバー


キャブレターとエンジンの間のインマニ部に接続
エンジンの低速・中速時の吸気脈動でエンジンへ
より多くの混合気を送り込むパーツです。

エンジン側が負圧になりリードバルブが開いて
混合気の吸入をする時にインテークチャンバーからも
混合気を供給し、リードバルブが閉じてエンジン側へ
混合気の供給がストップすると、キャブから混合気を
吸い込んで補給する感じです。

エンジンの低中回転時にトルクをあげることが出来ます。
高回転になると吸気脈動のサイクルが速くなり
インテークチャンバーの吸排気の応答が出来なくなるので
効果が薄れたり、場合によっては抵抗になることもあります。


インテークチャンバーはインマニを太くした場合と違って
レスポンスが落ちるのを回避しできます。
インマニが小さいまま容量を増やせる素敵パーツです。
回避しますが、インテークチャンバー効果で
低中回転のレスポンスもUP出来ますので非力な49ccエンジンの場合は
効果絶大だと思います。


ただ、これば一般道で自動車と一緒に走る場合は有効かと思います。

ですが、サーキットでレースや最高速チャレンジなどする場合には
不向きな可能性もあります。




今回の内容も信用するしないなどは、このブログを読んだ人次第(笑)