シリンダーヘットの改造としまして

内部燃焼室加工は旋盤などが無いと難しいです。

出来るとしたらボアアップなどした場合、
50ccの用のシリンダーヘッドを使用すると圧縮比調整等で
場合によってはシリンダーヘッドにピストンが当たってしまいますので
当たる部分の角を削る程度の加工しか出来ません。

あとは、圧縮比UPの為にシリンダーヘッドを削る
この場合もヘッドがピストンに当たる場合があるので
角を削るなど(笑)


ですが、やはり素人ややったことがない人には難しいです。



やったことがない人でも、失敗を恐れず?失敗しても怖くない

シリンダーヘッドチューン

それは、冷却効果UP加工です。


加工ヘッド (2)

このヘッドは、ボアアップ用に若干の圧縮比UP用に
ヘッドガスケットが付く部分を削って68cc用にピストンが
当たらないように加工してあります。

そして冷却効果UP加工も!!

見て分かるようにディンプルを付けています。

これを付ける理由は、表面積を増やして冷却風を
出来るだけ多くして冷やす加工です。

シリンダーヘッドの体積自体は減りますが
体積を減らす以上に表面積を増えるので
実際に効果は上がります。

シリンダー側の面加工は楽ですが



加工ヘッド (3)


フォン部分の加工は地味に難しいと言いますか面倒です。

リューターの丸いビットを使うのですが、
大きさ的にうまく奥の方に入りませんので
入る程度まで頑張ります。

このタイプのリュータービットを使用しますと楽に加工できます。


ヘッドの横部分も切り込みを入れて
表面積を増やしています。

この部分は人力の鉄工用ノコギリで地道に出来ます。



加工ヘッド (1)

完成て取り付けると、このような感じになります。

よく冷えるかというと?

よく冷えます(笑)

シリンダーヘッド温度計を付けて走行すると、効果がよくわかると思います。

ただ、低回転だと体積が減ってますので温度の上昇が速いですが
いざ走行してそれなりの速度になると、ノーマルヘッドより確実に
温度が下がりやすくなっているのが分かるかと思います。

シリンダーヘッドの加工ではありませんが


ファンカバー


もし排気量を上げているのなら赤い部分(キャブレター側)の穴を2~3倍程度
出来れば縦長ではなく横長(シリンダーヘッド面が見えるような感じに)
に広げてあげると、冷却効果がUPします。

広げる穴も大きくすれば良いのは無くバランスを考えて開けてあげないと
今度はヘッド部分は冷えるけどシリンダー部分が冷えなくなって
やはりオーバーヒートや焼付きの原因になりますので注意してください。


あと補足になりますが、ボアアップなどをして
社外のシリンダーヘッドに交換した場合なのですが

シリンダーカバー(黒い冷却カバー)の点火プラグ部分の位置がずれるので
プラグ用に長穴にしたりプラグ用の穴を作るかと思いますが
その時に残った穴の部分を必ず蓋をして隙間をなくしてください。

ノーマルのシリンダーヘッドを使用しているときにも点火プラグキャップを
付けた時にゴムのカバーで密閉しているかと思います。

隙間ができた状態のまま走行していますとシリンダーヘッドがちゃんと冷えずに
ブラグ部分から先(プラグからキャブ側にかけて)が冷えづらくなり
エンジンの焼付き原因になります。

現にノーマルマフラーなら、まだ良いですけど
社外のスポーツマフラーとかチャンバーを装着しますと
パルス反射が排気ポートの真ん中からキャブ側の吸気ポートにかけて
圧が向かいますので、その部分に熱が溜まりやすくなり油膜切れを
起こして焼き付く事があります。

実際にキャブ部分から冷却風が逃げない状態でも、
その現象が起こりやすい状態になりますので、少しでも
焼付き防止をさせるためにも密封させるようにしましょう。