社外のタイヤ(デカタイヤなど)の人もそうですけど。
ロンホイにしている人は、高負荷になるので1~2万キロごとに点検

点検と言うか交換をしたほうが良いかもです。

その場所とは、スイング周りのブッシュです。

ノーマルの状態でも基本的に5万キロ前には点検して
怪しければ交換したほうが良いのです。



スイング (3)

ブッシュがやられると、こんな感じにクッションのゴム部分が
砕けてセンターがずれたりします。

ただ、交換といっても、このブッシュは圧入されているので、
特殊工具が必要になります。

ブッシュとほぼ同じ外形(若干小さめ)の物をあてて叩き出す方法もありますが
この場合周りの部分を粉砕する可能性もあります。

新しいブッシュを圧入するときも、専用工具じゃない場合は
当て木などして打ち込むようにしてください。

その際、ケース側を温めてから入れると入れやすいかと思います。


リヤブッシュ

パーツリストは当時物なので、現在では値段が上がっているかと思います。

部品的には、安めなのですが作業は、フレームからスイングユニットを
外しての作業になりますので、けっこう大変かと思います。



そして、面倒だからと言って、ブッシュが壊れているまま走行していますと

基本的に振動を吸収する物なので、振動が吸収できなくなり

エンジンケースやスイングユニットの破損や車体の振動が増えたり、
直進安定が悪い(まっすぐ走らない)ハンドルが常に振れる(ぶれる)
などの症状が出たりします。

お店に頼むとエンジン脱着作業になりますので、
作業工賃は、それなりのお値段になります。

また。これからロンホイにする方、スイングユニットのオーバーホールなどを
検討している方は、その作業と一緒にするとエンジン脱着工賃も一緒になるので
工賃の節約にもなります。