スパークプラグ・・・・

皆様は、普通に締め付けなどしていませんでしょうか?

規定トルクで締め付けても実は正当な締め方をしていなかったりしているの知ってますか?

実際にちゃんとした方法で取り付ければ本来のスパークプラグの性能を引き出せます。

高性能プラグを付けなくてもエンジンの始動性が良くなります。

実は知っているようで知らない人のが多い締め付け後のプラグの向きによって
始動性やアイドリング時や低回転時の安定性などなどがよくなります。



まずはじめに・・・・
シリンダーのポート加工編の図は・・・・・気にしないでください(爆)
図を書いている時に適当にプラグを付け加えたので!


プラグの向き


簡単に言ってしまうと、排気ポート側に電極の柱部分を向ける。

ただそれだけです。

新鮮な混合比をシリンダーに送り込んで圧縮させて爆発させる

新鮮な混合比の入ってきた方向側に電極の柱があったらどうでしょう?

新鮮な混合比を爆発させたいのに柱に邪魔されます。

基本的に約270度くらいから一気に新鮮な混合比が送られてきますので
電極の柱で妨害されるのは微々たるものでしょうが、その少しの違いで
始動性などが変わっ得つぃ舞う可能性もあります。


本来、設計の段階で向きが一定になるようにされているはずなのですが

プラグについているワッシャーは締め付けると潰れるタイプなので、
締付け度合いや何回も外したり付けたりしていると状況は変わってきてしまいます。

ですが・・・・・

見えていので締めた時にどの方向に電極があるか分からない!!!

と思う人は多いでしょう。

それは、取り付ける前に電極の柱がある部分側のプラグ本体にマーキングすれば
簡単に電極の柱がある場所が確認できます。

そしていざ締め付けると、規定トルクなどで締めた場合、
どうしても電極の柱の向きが合わない場合が出てきます。

そのような時は、ワッシャーを追加して向きを修正していけばよいのです。

ジャイロの場合は、14ミリのネジなので、それに合うワッシャーをアルミで製作

もしくは、ちょっと高価になってしまいますが、プリーボスの調整ワッシャーが

サイズ的に使えちゃったりします。

圧縮やプラグの電極の位置が大幅に変わってしまいますが、
オイルのドレンワッシャーなどもプラグのネジサイズにあったものがあります。


こんなちょっとの積み重ねや日頃の整備でで、
とても扱いやすいく乗りやすい車両になっていきます。