エアクリーナーBOXの吸入効率UP 編といいますか・・・・

BOXの加工はダクトなどを付けてBOX内への吸入効率はUPしましたでしょうが・・・

それだけでも良いのですが、やはり物足りません。

それは、BOXとキャブとを繋いでいるホースの内径が少し細いの気づいていたでしょうか?


実はBOXに穴を開けるより、そこのホースを太いものに
交換したほうが実は効果があったりします。

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本来ならシリコンホースなどを付けれがかっこよいのですが、値段も張ります。


画像に付けているものはホームセンター園芸用品などで量り売りをしている
耐圧ホースを使用しています。
内径35パイの耐圧ホースで10センチで200~300円程度で買えると思います。
燃料の逆吹きなどの有りますが燃料ホースなどの使用と違って、
もしホースがガソリンで溶けて破れたりしたとしても致命的ダメージが少ないです。

ホースの先を少し伸ばし気味の長さでホースを切ってください。

ホースを差し込む穴も広げなくてはいけませんので
BOXもホースの大きさに穴を広げてください。

コニシ:バスボンドQ 50ml ブラック #04887 4887




ホースを差し込んで隙間ができたら、シリコン補修用のシール材などで穴埋めをシます。



そして、次に・・・


はじめの画像にホースの下にあるへんてこな部品(後期車両にはついている)

このへんな部品はバルブエアーコントロールと言いまして・・・・

ホンダの2サイクルの排ガス規制モデルの場合は
たぶんすべての車両についているかと思われます。

センサー


画像の赤丸部分からホースでエアクリーナーBOX内の
バルブエアーコントロールにつながっています。

名称の通りエアーのコントロールをしてくれるという高性能パーツです。

こちらも、マフラーのフロントパイプについている二次エアー還元装置同様に
邪魔者扱いされていますが、実際の所、この物体がどのような効果を出しているのか?
何故付いているのか、知っている人は殆ど知らずに、機能をカットされるという
かわいそうな装置です。

この装置は、実に高性能!
温度変化によって勝手にエアスクリューの調整を自動でやってくれるのです。

ですので、ホンダさんは排ガス規制車にはエアスクリューを
わざとD型スクリューと言う厄介な物を使用しているのです。

エアスクリューを固定させ、エアスクリューで本来調整するはずのものを
バルブエアーコントロールでアイドル時のエアーの吸入を調整しているのです。

そんな便利な機能を規制後のDIOキャブに交換した場合とかも使用できるのに
ホースを繋げないとか言う悲しい現実・・・・

ただ、ノーマルのエアクリーナーBOX等を使用する際には高性能部品なのですが

直キャブ、パワーフィルター、ファンネルなどに交換した場合、付けることは可能ですが

バルブエアーコントロールは直接、本体からエアーを吸い込む仕様になっていますので
フィルター等を使用しないと本体が汚れて機能が使えなくなるので、
その場合は外したほうが良いかと思います。