まず、オイルポンプのシール交換なのですが・・・・

ジャイロのパーツカタグにはオイルポンプのシールと言う品物がありません。

交換は、自己責任になる事だけを確認しておいてください。

自信のない方や、ここに書いてある内容を理解できない
分かりづらいなと思う方は、決してこの作業をしないで、
オイルポンプの新品に交換するか、やってもらえる
(委託して作業をしてくれる方に頼みましょう)



部品(部品番号)が無いのに何故部品が手に入るの?

機械部品もしくは他車種のオイルシールを使用するわけですが、
自分には何に使用しているものかは分かりません。


ただ某オークションでジャイロ(後期用)として出品している方が居ますので

その人から落札して入手しました。


img_3hy


左の黒い部品がオイルシールです。

右の奴が、オイルポンプです。



ただ、実際の作業は、車体から外しての作業が好ましいが、
外してしまうとエアー抜作業が付けたままの状態より大変になりますので
車体に取り付けたまま作業をした方が楽かもしれません。

オイルポンプ




まずは、オイルポンプのある場所はエンジンの前方にあります。

シリンダーから出ているマフラーのフロントパーパイプの裏にあるので

フロンtのパイプを外します。

緑矢印の部分にオイルポンプ(赤矢印)が刺さっています。

オイルポンプを外す工程の前にポンプを外した時にポンプのシャフトが外れて
オイルが漏れ出すおそれがあるので、オイルタンクからポンプに繋がっているホースを
何処かで止める作業をしてください
(ホースを潰して流れないように出来る工具もしくは
ホースを折って潰す感じにして固定しオイルを止める方法を使う)

オイルポンプ下にボルト(8ミリの頭)で止まっていますので、そちらを外してから
ポンプ本体を引き抜きます。


ポンプを引き抜くと最初の画像のようなポンプが出てくるはずです

まれにシャフトだけエンジンに刺さったままで抜けてくることがありますので
その際は、シャフトはラジオペンチなどで引き抜いてください。


シャフトは固定されているわけではなく刺さっているだけです。

まずはシャフト


img_1


このくらいが、シャフトの使用できる限界に近いかもです。

ネジになっている部分側の錆びていない部分
そこに2本の線がありますが、その線が凹んでいたら、
部品単体で購入できないのでオイルポンプは交換するしかありません。

ここの凹みが酷いとエンジン内部にオイルが漏れてクランク室に
オイルが溜まってしまいます。

その場合、エンジンが掛からなくなります。
最悪の場合は、クランクのコンロッドという部品まで変形させてしまう恐れがあります。

そうなるとクランク交換(純正新品が2万円強)にその交換に必要な部品3~5千円
自分で作業をする場合特殊工具を揃えて3~5万円
お店に頼むと部品代別で3~10万円という工賃が発生してしまいます。


単に部品交換でこの値段ならエンジン載せ替えとお考えの方は居るでしょうが
そのエンジンも中古で購入でしょうからやはりオーバーホールをしないと
買ってすぐに、また同じく壊れる可能性もありますので、安易に中古エンジンをと
思わずに、素直に部品代と手間を掛けて修理したほうが長く安全に乗れるかと思います。


さてそしてポンプ本体側


img_0 (1)


シャフトが抜けた部分を見るとこんな感じになっています。

この画像をよく覚えておいてください。

穴の中の上の方に少し出っ張りがあると思います。

それはオイルシールを外れないようにしているクリップです。

そして底に見える黒いドーナツ上の物がオイルシールです。

オイルシールには向きがありますので間違えないようにしてください。


確認が終わりましたらパーツクリーナーで組み立て後に汚れが入り込まないように
洗浄します。

洗浄が終わりましたら分解作業です。


先程の画像にあったクリップを、とがったものなどを引っ掛けて外します。


オイルポンプクリップ

外すと、こんな感じなクリップが出てきます。


次にオイルシール外すのですが、これが結構厄介で外すのに苦労します。


ここで用意する秘密工具!!!

釘!!!!(笑)


釘の金槌で打つ側の皿の部分を利用して引っ掛ける感じで引き抜きます。

引き抜く際はベンチやプライヤーを使って引き抜いてください。


img_5


引き抜いたオイルシールが左

新品が右です。

内側の穴の大きさが明らかに違います。
これ以上大きくなるとオイルが漏れ出します。




ちなみにオイルシールの向きの話を先ほどしましたが、画像の写っている向きが表?
エンジン側になります。

シールの向きなど、ある程度詳しい方は、逆じゃない?と思うでしょうが・・・・


何故逆向きと思われる向きでシールを入れるかといいますと・・・

メインはエンジンの圧縮をもれないようにする!!がメインになりますので、
このような向きになります。

シールを押し込む際も押し込みすぎないように気をつけてください。

クリップが入るギリギリぐらいの位置で止めましょう。

シールの押し込みが終わったらクリップをクリップの止まっていた溝にはめて終了です。

次にシャフトを押し込むのですが、一度ちゃんとシャフを押し込んでみて

シャフトを回転させて回ることを確認してください。

確認できたらシャフトをまたは持して、今度はエアー抜き作業に入ります。


キャブオイル


まずはキャブレターの赤矢印部分にあるホースを抜きます。


抜いたホースを何かの容器(再利用したいのできれいな容器に)に
オイルが垂れても大丈夫なように固定します。


固定したら、今度は、はじめにオイルタンクとポンプを繋いでいるホースを固定していた
物を外してオイルを流れるようにします。


img_0 (2)



流れるようにすると、画像の真ん中の穴の部分にオイルが滲み出てくるかと思います。

にじみ出てきてオイルシール部分までオイルが溜まったらポンプのシャフトを差し込みます。


img_1 (1)

差し込んだら、シャフトを電気ドリルに差し込んで固定させ、反時計回り(逆回転)で

ドリルを動かします。

回転させると、ポタポタとオイルが垂れてくるかと思います。


オイルがペットボトルの蓋(キャップ)2杯から3杯分貯まるまで回転させます。


流し終われば、ポンプのエア抜きは完成です。

あとは、元通りに戻せば完成です。



この作業は、終わりなのですが、この作業と同時に出来ればオイルフィルいたーの
清掃をすると一石二鳥です。


オイルフィルターの清掃


この場合、作業は基本同じなのですが、オイルタンクからポンプ間にもエアーがたまりますので

追加作業が、途中で入ります。


タンクとポンプの間のエアー抜き方法はimg_0 (2)

先程の工程のこの状態

ホースのオイルを止めていた工程部分

ここでの作業が少し変わります。


ここで先程はオイルシールまでオイルがにじみ出るまででしたが・・・


フィルター清掃をした場合はオイルを100ccくらいここから排出させてください。

こちらも、再利用したいので、きれいな容器に!!


100ccくらい抜きましたら、再度オイルシール部分くらいまでオイルがたまった状態で
ポンプのシャフトを差し込んでください。


あとは、ポンプからキャブにつながっているホースのエア抜きをして終了です。






電気ドリルが無いよと言う方は、ポンプからキャブまでのエア抜きを
省略出来なくもないですが、その間は半混合状態にして走行してください。




ガソリン
リットル
オイル (cc) (=ml)ガソリン
リットル
100:190:180:170:160:150:145:140:135:133:130:125:120:1
11011.112.514.316.72022.22528.630.333.340501
22022.22528.633.34044.45057.160.666.7801002
33033.337.542.9506066.77585.790.91001201503
44044.45057.166.78088.91001141211331602004
55055.662.571.483.31001111251431521672002505

オイルの入れる量は、上記の図を参考に。


出来れば濃い目に50:1~30:1くらいのオイルの量が無難かもしれません。

保険をかけて多めの量が良いかもですね!


出来れば給油を10リットル分程度まで混合として使用すると良いかもです。


ポンプからキャブまでのエア抜きをした場合でも1回分給油(3リッター程度分)
は混合で走ると良いかもです。