エンジンの取って、最大のパワーアップパーツはマフラーなのかな?
いくら排気量を上げてもマフラーが使い物にならなければ意味をなしません。
例えば
50ccエンジンに効率を図ったマフラーを付けたバイクがあります。
250ccエンジンに効率度外視で見た目だけ格好いいマフラー付けたバイクがあります。
競った結果、50cc のバイクが勝ちました。
いくら排気量を上げてもマフラーが使い物にならなければ意味をなしません。
例えば
50ccエンジンに効率を図ったマフラーを付けたバイクがあります。
250ccエンジンに効率度外視で見た目だけ格好いいマフラー付けたバイクがあります。
競った結果、50cc のバイクが勝ちました。
そんなもんなのです。
エンジンの構造も関係してきますがそれくらいの効果があります。
自分も過去に、NSR50(88年式)をキャブ変えて60cc にして
マフラーは効率重視の為純正のままその他諸々やって、
最高速重視ではなく、とにかく加速だけ速くという仕様にして乗っていました。
結果60cc ですが、CBR250R(88年式)と0発進フル加速競争をして
時速70キロまではCBR250Rより頭を先にして走る事が出来ました。
当時のNSR50の前期ノマフの性能はピカイチでした。
かと言えば、某社のレーシングチャンバーは超高回転型で50cc
(ノーマルポート)でも18000回転とか回ってしまう恐ろしいチャンバーさえも(笑)
さて、話を戻しまして?
2サイクルエンジンのマフラー(チャンバー)の役割について
(Wikiより拝借)
4サイクルエンジンは、機械式と言いますか吸気バルブ、排気バルブが回転に合わせて
強制的に開いたり閉じたりする構造になっています。
2サイクルは、吸気バルブはリードバルブという一方通行の弁によって吸った空気(混合気)を
逆流しないようにしてピストンの戻す力(1次圧縮)によってシリンダー内に送ります。
ただここで問題なのが、排気バルブのない2サイクルは排気されたガスの反射パルスによって
排気ガスと一緒に排出された(排出される)混合気をシリンダー内に戻して爆発させる。
このような工程なので2サイクルエンジンはマフラー(チャンバー)が
4サイクル以上に大事な役目を果たしています。
膨張菅(膨らんだ部分)の容積や形状によっても特性が変わってきますので、
チャンバーと言っても高回転型とかトルク型とかいろいろな特性を持ったものがあるのです。
ただ、チャンバーは高回転型になり音が甲高くなり煩い代名詞
それとは違い比較的音が静かな排圧式マフラー
こちらは、膨張菅がありません!!
かと言って4サイクルマフラーのストレートタイプとも違います。
直接大気に排気させてしまうと反射パルスで戻るはずの混合比まで捨ててしまう羽目になり
反射するはずの混合比を爆発させられないためにパワーダウンさせてしまいます。
なので排気抵抗を起こしつつ壁を利用して出来るだけ排出される混合比を抑えてパワーダウンを
させないし仕組みを作っています。
抜けが悪いという欠点もありますがチャンバーと違い低回転でもトルクを維持できる特性を
作り上げます。
ただし、抜けが悪い為、熱の篭りやすいという欠点もあります。
そして、ジャイロの後期モデルは触媒付きの排ガス規制モデルになりました。
ただでさえ排圧マフラーは抜けが悪いのに触媒まで付き、ますます熱が篭るように
そこで、二次エアー還元装置が取り付けられるようになりました。
ジャイロユーザーはこの二次エアー還元装置を嫌がる人も多いです。
一般的にもパワーダウンの根源的な悪役じみた装置ですが・・・・
実は2サイクルエンジンにおいては、パワーUP装置と言って良いかもしれません。
二次エアー還元装置(吸気バルブ)は二次エアーを故意的に吸わせて反射パルスを補助?
実際は吸気させて、燃やしきらない混合気を再燃焼させるというシステム
という事は、チャンバーって程ではないけどパルス反射的な役目を果たします。
実際に、ボアアップキット(マロッシ)を付けた状態でジャイロの中期マフラーに
二次エアー還元装置を付けたまま走った場合と
二次エアー還元装置を外して走った状態とで
パワー感は二次エアー還元装置付きのがパワー感がありましたし最高速までの伸びや
最高速も5キロ近く高かったです。
それを、何故ノマフ(しかも太パイプに交換していれば別ですけど)で
わざわざ後期の二次エアー還元装置を外した中期のフロントパイプに交換する意味がわかりません。
完全に見た目で変な装置で邪魔だというだけで役目もわからず外しているのでしょうね。
実際に形や形式も違いますが、ロータリーエンジンってありますよね?
あれも、言わば2サイクルエンジン構造なんです。
潤滑用の2サイクルエンジンオイルの代わりに4サイクルエンジンオイルを
シリンダーの潤滑油として使用しますので数千キロ走るとオイルも消費します。
あのエンジンも実は二次エアー還元装置を使用して燃焼と排気の手助けをしています。
という事は、ロータリーエンジンとと同じような2サイクルエンジンに使用しても
悪いわけがありません。
排圧マフラーで効果があるのですから、チャンバーでも効果はあるはずですが、
コストの問題もあるでしょうが、チャンバーに取り付けようと思う人も殆ど居ませんし
市販される社外チャンバーも付いているのを見たことはありません。
確かにこの二次エアー還元システムは高回転には不向きな感じもしますし
バルブ弁での開閉なので高回転時?(高排気時)には効果は余り見られそうも無いし
逆に配管部に別軌道があるので抵抗になる可能性があるので実装されないのかなとも?
ジャイロキャノピー
ジャイロUP
ジャイロX TA02
ジャイロアップ
ノーマルタイプマフラー チャンバー
エンジンの構造も関係してきますがそれくらいの効果があります。
自分も過去に、NSR50(88年式)をキャブ変えて60cc にして
マフラーは効率重視の為純正のままその他諸々やって、
最高速重視ではなく、とにかく加速だけ速くという仕様にして乗っていました。
結果60cc ですが、CBR250R(88年式)と0発進フル加速競争をして
時速70キロまではCBR250Rより頭を先にして走る事が出来ました。
当時のNSR50の前期ノマフの性能はピカイチでした。
かと言えば、某社のレーシングチャンバーは超高回転型で50cc
(ノーマルポート)でも18000回転とか回ってしまう恐ろしいチャンバーさえも(笑)
さて、話を戻しまして?
2サイクルエンジンのマフラー(チャンバー)の役割について
(Wikiより拝借)
4サイクルエンジンは、機械式と言いますか吸気バルブ、排気バルブが回転に合わせて
強制的に開いたり閉じたりする構造になっています。
2サイクルは、吸気バルブはリードバルブという一方通行の弁によって吸った空気(混合気)を
逆流しないようにしてピストンの戻す力(1次圧縮)によってシリンダー内に送ります。
ただここで問題なのが、排気バルブのない2サイクルは排気されたガスの反射パルスによって
排気ガスと一緒に排出された(排出される)混合気をシリンダー内に戻して爆発させる。
このような工程なので2サイクルエンジンはマフラー(チャンバー)が
4サイクル以上に大事な役目を果たしています。
膨張菅(膨らんだ部分)の容積や形状によっても特性が変わってきますので、
チャンバーと言っても高回転型とかトルク型とかいろいろな特性を持ったものがあるのです。
ただ、チャンバーは高回転型になり音が甲高くなり煩い代名詞
それとは違い比較的音が静かな排圧式マフラー
こちらは、膨張菅がありません!!
かと言って4サイクルマフラーのストレートタイプとも違います。
直接大気に排気させてしまうと反射パルスで戻るはずの混合比まで捨ててしまう羽目になり
反射するはずの混合比を爆発させられないためにパワーダウンさせてしまいます。
なので排気抵抗を起こしつつ壁を利用して出来るだけ排出される混合比を抑えてパワーダウンを
させないし仕組みを作っています。
抜けが悪いという欠点もありますがチャンバーと違い低回転でもトルクを維持できる特性を
作り上げます。
ただし、抜けが悪い為、熱の篭りやすいという欠点もあります。
そして、ジャイロの後期モデルは触媒付きの排ガス規制モデルになりました。
ただでさえ排圧マフラーは抜けが悪いのに触媒まで付き、ますます熱が篭るように
そこで、二次エアー還元装置が取り付けられるようになりました。
ジャイロユーザーはこの二次エアー還元装置を嫌がる人も多いです。
一般的にもパワーダウンの根源的な悪役じみた装置ですが・・・・
実は2サイクルエンジンにおいては、パワーUP装置と言って良いかもしれません。
二次エアー還元装置(吸気バルブ)は二次エアーを故意的に吸わせて反射パルスを補助?
実際は吸気させて、燃やしきらない混合気を再燃焼させるというシステム
という事は、チャンバーって程ではないけどパルス反射的な役目を果たします。
実際に、ボアアップキット(マロッシ)を付けた状態でジャイロの中期マフラーに
二次エアー還元装置を付けたまま走った場合と
二次エアー還元装置を外して走った状態とで
パワー感は二次エアー還元装置付きのがパワー感がありましたし最高速までの伸びや
最高速も5キロ近く高かったです。
それを、何故ノマフ(しかも太パイプに交換していれば別ですけど)で
わざわざ後期の二次エアー還元装置を外した中期のフロントパイプに交換する意味がわかりません。
完全に見た目で変な装置で邪魔だというだけで役目もわからず外しているのでしょうね。
実際に形や形式も違いますが、ロータリーエンジンってありますよね?
あれも、言わば2サイクルエンジン構造なんです。
潤滑用の2サイクルエンジンオイルの代わりに4サイクルエンジンオイルを
シリンダーの潤滑油として使用しますので数千キロ走るとオイルも消費します。
あのエンジンも実は二次エアー還元装置を使用して燃焼と排気の手助けをしています。
という事は、ロータリーエンジンとと同じような2サイクルエンジンに使用しても
悪いわけがありません。
排圧マフラーで効果があるのですから、チャンバーでも効果はあるはずですが、
コストの問題もあるでしょうが、チャンバーに取り付けようと思う人も殆ど居ませんし
市販される社外チャンバーも付いているのを見たことはありません。
確かにこの二次エアー還元システムは高回転には不向きな感じもしますし
バルブ弁での開閉なので高回転時?(高排気時)には効果は余り見られそうも無いし
逆に配管部に別軌道があるので抵抗になる可能性があるので実装されないのかなとも?
ジャイロキャノピー
ジャイロUP
ジャイロX TA02
ジャイロアップ
ノーマルタイプマフラー チャンバー
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