ゲコピット（何処でもピット） : ウエイトローラー

ウエイトローラーは、純正、社外品色々あります。

重さは基本表示されていますが、実際に重さを図ってみると個体差が地味にあったりするんです。

純正品は、ほぼ誤差はありませんが社外品は誤差の少ないものから多いものまでたくさんあります。

純正品は、その車体に作られていますので重さ変更をする際は、他車種の物を組み合わせてします。

社外品は基本的に0.5グラム刻みで3個もしくは6個で販売をしています。

ここで、問題？疑問が出てきます。

なぜ同じものなのに値段が違うのか？

答えは簡単、材質と精度が違います。

安いものは、例えば6グラムのウエイトローラーなのですが実際に図ると
5.8グラム～6.2グラムという結構な誤差があります。

特に台湾製（メーカー名は色々とあります。とかの350~800円位で6個セットものは、
結構怪しかったりします。
しかもローラーの樹脂部分もあまり良いとはいえず、ローラーは減らないから良いものと
思いがちですが・・・
ローラーは摩耗しないと思いつつ気がつくとプーリー側のローラーの壁が削られていきます。
プーリーの材質にもよりますが、自分の場合台湾製ローラーを使用して2万キロくらい
（使用期間1年半）程度でものの見事に壁がやばいというくらいに
削られて変速がおかしくなりました。

自分のおすすめはデイトナ製のウエイトローラーですが、基本的に台湾製のウエイトローラー以外
なら、あまり気にせず使用できると思います。

かと言って台湾製がダメと言うわけではなく、ちゃんとその欠点を知っての上で使用する分には
問題ないかと思いますが、駆動系を開けるの面倒だなと思う方は、安かろう悪かろうな
ウエイトローラーではなく、国内でよく知られている、デイトナやキタコのウエイトローラーを
使用するのをおすすめします。

次にプーリーですがエンジンに取り付けた際の回転方向を覚えておいてください。

何故なら、ウエイトローラーにも向きがあるからです。

向きは純正でも社外品でもローラーを見ればほとんど分かるとおもいます。

図を見て表となっている方が進行方向の後ろ向き
裏となっている方が進行方向に入れてください。

なぜ向きがあるのかというと、2つ理由があります。

まずは逆に組むと遠心力で中の金属が飛び出てしまう。

次に飛び出してしまった金属がプーリーのウエイトローラー用の壁に当たって
うまくローラーが転がらなくなったり、壁を削ってしまいます。

飛び出し防止に向きがあり傷かつかないように樹脂で保護されています。

台湾製とかは、この樹脂が固いので気がつくと樹脂で壁を削るという現象が起きてしまいます。

あと最近は向きを関係なしに入れられる事ができる物が殆どです。

ですが、見た目どちらも同じだからと過信せず、入れるときには
確認をしたほうが良いかと思います.

ウエイトローラーは3個もしくは6個で重さを決めてください。

基本的には合計の重さで4個だろうが5個だろうが問題は特にないかと思いますが
やはりバランスや耐久性を考えると6個がベストと考えてどうしても重さがってときは
3個を選ぶ形が良いかと思われます。

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