CDIユニットを社外品のものに交換する場合、ジャイロ用と言うものは現状存在しません。

もしジャイロ用CDIとして販売(デイトナやPOSHなど)はDIO用(バッテリー点火仕様)の物をコネクター部分で配線の入れ替えをしている物だと思います。

緑:マイナス(アース)配線
赤/黒:イグニッションONでプラス通電する配線
黒/黄:点火コイルへのプラス配線
青/黄:ピックアップコイルからの配線(回転信号入力)

この4本になります。

ちなみにPOSHのCDIの場合

緑:マイナス(アース)配線
赤:点火コイルへのプラス配線
黄:点火コイルへのプラス配線
青:ピックアップコイルからの配線(回転信号入力)
※その他にも配線がある場合がありますが、ジャイロには必要ないので放置です。

だったかと思います。
(間違っていたらすいません)

DIOは年式によってコネクタ内の配線の位置が違います。

 


次に電気式タコメーターを付ける場合

タコメーターによって回転信号の取り方が違います。

タコメータを購入の際、殆どは取り付け方法とかの説明書がありますが、中華製などのタコメーターの場合説明書がない場合があります。

その場合、回転信号を取る場所がわかりません。

なので参考という事で!


●ハイテンションコード(プラグコート巻きつけ型)

これが一番簡単な取り付け方法なのですが、何分不安定要素満載なのが・・・・
点火コイルとプラグキャップの真ん中あたり、もしくはプラグキャップから5センチ位離れた位置にタコメーターから来ている配線を10回位巻きつけて使います。
固定方法はビニールテープなどで。


●CDIと点火コイルの間で接続(黒/黄線へ接続)

これは、あまり見たことありませんが、実際にあるらしい?
繋ぎ方は、説明の通り点火コイルのプラスに噛ます感じです。


●ピックアップコイルとCDIの間で接続(青/黄線へ接続)

このタイプが一番安定するタイプじゃないでしょうか。
殆どのタイプが、たぶんこのタイプではないでしょうか?


以上3点の方法でタコメーターが動かない場合は、タコメーター本体が故障している可能性が高いです。


タコメーターは動くけど、実際の回転数と表示の回転数が、合っていない(表示回転が異様に高かったり低かったりする場合)はタコメーター本体の設定が違っている可能性があります。
タコメーターには気筒数の設定があるものが多いですので、初期設定が2気筒や4気筒設定の場合があります。
もしくは2サイクルと4サイクルの点火の仕様によっても変わってきます。
設定方法は、各メーカーや機種によって違いますので、各自調べて設定してください。


タコメーターの回転が安定しない(針がブレブレ)場合
プラグコード巻きつけタイプの場合は配線の巻数が足りない可能性があるので、もう少し巻きつけ数を増やしてください。
(青/黄)もしくは(黒・黄)配線接続の場合は、信号の電流が強すぎて安定しない可能性が高いので抵抗などを噛まして調整してください。ただ、この配線の場合でブレる場合は他に原因(電気系の何かが)の場合もありますのでアース不良や断線しかかりなどなどを調べてみてください。
ピックアップ~CDI~点火コイルだけでなく、すべての配線を!
あとはプラグコード劣化やプラグキャップ不良などでもこの現象が出る場合があります。